解説

ドラムハード セッティングマット

 ドラムの下に敷くヤツね。

 現場の床が板張りだったりすると、キック(バスドラム)やハイハットが動いてどこかに行ってしまう。キックのレッグ(足)やハイハットスタンドには、スパーという爪が付いているけど、床を傷つける。なので、ドラムセットを持ち込むときには、セッティングマットを持っていく。

 セッティングマットは、キックが乗って、同じマットにスローン(イス)が乗るってのが基本だ。ヒトが乗っていればキックがどこかに行くことはない。さらに、ハイハットも乗ると都合がいい。パールのは、キック/スローンとハイハットの2枚ひと組なんだけどね。しかし、ドラムメーカーから出ているヤツは高いし重いしかさばる。(画像はパールの製品)
 
 1枚で済まそうとしたときの大きさだが、2畳だとちょっと大きくて1畳だと足りない。ということで、今までは2畳の折りたたみカーペットを使っていた。これなら、なんとかスタンドケースに入る。それでもちょっとかさばる。さらに、折り目がでこぼこしていて、若干セッティングに支障がある。イマイチだなーと思っていたら、ドラムステーション/イケベ楽器から、連結式のマットが発売された。なるほど。これは便利そう。しかーし、結構お高い。なので、フツーにホームセンターで売っている、ジョイント・カーペットを買ってきた。

 だいたい30cm角くらいのものが売っている。9枚セット(おおむね半畳相当)で1000円くらいという、最安値の物を3組購入した。これでおそらく足りるだろう。さっそく小山さんのライブで使ってみた。2枚を組み合わせて(60x30cm)重ね、ゴミ袋に収納すれば、スタンドケースに収まる。ノーリハで持ち込んだが、だいたい20枚ちょっとでセッティングできた。廉価品でもノープロブレム。小山さんも、このアイディアを頂こうと言っていた。

 ジョイント・カーペットのドラムマット、オススメです。

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Last Update : 2006/01/01