解説

ドラムハード ムーンジェル 対 耐震クッション

 ムーンジェル(moongel)という製品を使っている。スネアは、ノーミュートが主流だけど、どうも余分な倍音が気になる。なので、自分のスネアには、こいつが1個貼ってある。ジャズ用のスネアには貼ってなかったんだけど、前回のライブから貼るようになった。

 使い方はこんなカンジ。値段は実売で1,200円くらい。元の大きさが25x35mmくらいで、4枚入っている。それを3等分して、25x12mmくらいにして使っている。つまり、1,200円で12個。スネア1台あたり100円だ。

 似たようなモノが100均ショップで売っているというので、探してきた。「耐震クッション」というもので、地震の時に家具の転倒を防ぐモノだ。これが100円で50x50mmが2枚。画像の右がムーンジェルで左が耐震クッションだ。

 ムーンジェルのほうが柔らかくて、粘性も高く、ヘッドにへばりついてくれる。耐震ジェルは硬めで、粘着力も低い。

 しかーし効果はというと、全く同じなんだよね。粘弾性でミュートするのではなく、重量付加だろうね。なので、ほとんど一緒。コストは大きな差があるけど、絶対値が低いもんね。台当たり100円が10円になってもね。それに粘着力が低くて、貼ったままスネアケースに入れるとどっかにいっちゃいそう。

 都内でバンドのリハがよくあるのだが、そんなとき、ワタクシはスネアを持っていかない。もちろんペダルも持っていかない。重いもんね。現場にあるもので済ませるのだ。

 スネアはパールのセンシトーン・スチールが置いてあることが多い。これって、そんなに悪くない。ハイピッチなら結構いい。しかーし、やはりミュートは欲しい。なので、TAMAの外付けミュート(右画像)を持ち歩いていたのだが、これからは、この耐震クッションにしよう。100均でケースも買ってきた。

 なかなかオシャレでしょ?

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Last Update : 2006/01/01