95年以前のソナー(SONOR)のタムホルダーは、タム側の径が3/4インチだ。バスドラム側の径は1・1/2インチだが、75年以前はバスドラム側も3/4インチだった。ただし、この時代のFORCEシリーズは、バスドラム側も3/4インチだ。
フォニックのキックを自作したが、こいつのタムホルダーベースは3/4インチで作ってある。タムホルダーは、ジブラルタルのものを使っていた。こんな数が出ないであろうハードも作ってくれているジブラルタルはありがたいのだが、チルターがギア式で角度調節の分解能が荒く、いいセッティングにならない。ボール保持式のを出してくれるといいのだが。そこで、ギアをやすりで削ってみたが、保持力が低く、がんばって締めても傾いてしまう。
ということで、中古のパールのタムホルダーを改造してみた。
パールは径が7/8インチなので、まずピンを抜いてパイプを外す。3/4インチ(=19mm)のパイプを購入し、穴をあけて4mmのボルトナットで固定する。隙間があいてしまうので、エポキシのパテを詰め、黒く塗って完成だ。
ばっちりでしょう。