解説

水泳用 ミュージックプレーヤー

 いわゆるスポーツクラブに通っている。でも泳ぐだけ。ランニングとか筋トレのマシンを使ったことはないし、エアロビとかバスケなんかも参加したことがない。とにかく泳ぐだけ。

 泳ぐのってヒマなんだよね。ランニングマシンなんかだと、音楽も聞けるしテレビも見られる。水の中には何にもない。隣でおねえちゃんが泳いでいたとしても、ほぼ見えない。妄想くらいしかすることがない。

 ある経済誌で見つけたのが、このドルフィンだ。完全防水のMP3プレーヤー。さっそく買ってみた。初のセブンイレブン受け取りだ。

 MP3とWMAに対応しているが、ファイル名の表示は無くファイル名順に再生する。ワタクシはMac + iPodなので、音楽ファイル形式はAAC。なので、リッピングし直さなければならない。とりあえず、iTunesで6枚リッピングし、ファイル名のアタマに整理番号を付けた。1枚目の1曲目なら「0101***」で3枚目の5曲目なら「0305***」だ。これで、アルバム毎に再生できる。

 曲の選択は1曲ずつの送りしかできない。多くのデータを入れておいても検索は困難だ。かろうじてリジューム機能は付いている。そして、泳ぐ時間は長くても30分、1kmくらい。となると、あらかじめ何を聞くか決めておいて、数枚のアルバムを入れておくという使い方がいいだろう。

 ということで、MP3のファイルをアルバム毎にフォルダで管理しておいて、必要に応じて入れ替えるという方法でスタートすることにした。容量は2GBの方を選んだが1GBで十分だったな。初アイテムは、ピーター・バーンスタインとカシオペア(笑)だ。泳いでいるときの環境ノイズがどのくらいになるかわからないので、ダイナミックレンジの広いジャズとビートのはっきりしているフュージョンにしてみた。

 装着は、ゴーグルに付けるパターンとアームバンド固定のパターンが用意されているが、当然ゴーグルだ。ヘッドホン・ケーブルの取り回しはイマイチだが、なんとかなるレベルか。

 では泳いでみましょう。

 おおお。音楽が聞けるっていいねー。音質なんかそこそこでいいもんね。環境ノイズのちゃぷちゃぷも、それほど気にならない。どんなソースでもいけるな。ターン時、本体に水の抵抗を感じられるけど、そこは腕でカバー。腕といっても技術ではなく、物理的に腕でカバー。いつもより長くおよいじゃった。

 ということで、おすすめできます。

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Last Update : 2007/09/03