日程:
08年3月2日(日)
場所:
帝国ホテル 宴会場
メンバー:
妹(vo), 兄=勝戸(g)
披露宴でギターを弾くのは、記憶をたどれば4回目。たぶん、エレキ2回、アコギ1回。それに対し、ドラムソロは6回やってる。だいたい、披露宴って何回出たっけ。絶対元は取れないな。
いとこ(30代前半,女)の披露宴でなんかやれってことで、ドラムソロというハナシもあったが、妹とデュオでやることにしてみた。妹が歌でワタクシがギター。
今回の戦略は、ジャズでボーカルとギターのデュオ。昨今、タック&パティとかフライドプライドとかとかがメジャー。知人達も女性ボーカル+ギターで活動している。そんなカンジでやろうかと。スタンダードだったらネタは転がっているので、バッキングもコピーしちゃえばいいし、アドリブは作ればいい。
しかーし、そんな思惑に反して、妹が選んでくるのはいわゆるスタンダードでは無い曲ばかり。それも、転調が微妙で弾きづらそう。さらにはメジャーキー。ジャズギター力ゼロのワタクシにはつらい曲ばかりであった。
最終的に選ばれたのは「I'm beginning to see the light」だ。知ってますか? ワタクシは知らなかった。エラ・フィッツジェラルドで有名らしいのだが、初めて聞いた。さっそく検索をかける。iTunesで調べても、ほとんどがボーカルで、あってもビッグバンド。コンボでの演奏がほとんどない。インストではあんまりやらない曲みたいね。かろうじてギターとボーカルがユニゾンでやってるのがあって、それを購入。便利な世の中だ。150えん。
ダメモトで、たまに一緒にやっている女性ボーカリストJUNさんにメールしたら、ちゃんと譜面を持っていた。ありがとうございました。しかしながら、コードはずいぶんシンプルで、エラ・バージョンはかなりいじくってある。仕方がないので、iTunesで買ったのを参考にしながら、エラのをコピー。アドリブは、ツーファイブフレーズを満載している「ジャズギターの常套句 / 矢堀孝一」を参考に作った。そんなのアドリブじゃないぢゃんという、そこのあなた。今、弾いたツーファイブフレーズは誰のフレーズですか? アドリブって言えますか? でしょ?
前日にカラオケボックスでリハ。ま、なんとかなるかなと。
楽器はこの日のために買ったフルアコだ。まあ、弾きにくいよね、やっぱり。レスポールでも良かったよなー。アンプは、ホテルに問い合わせると、用意してもらうと3まんかかるとのこと。ローランドのCUBE40(10kg)を送ろうとおもったのだが、キャリーカートでハンドキャリーしてみた。
事前に会場入りして、軽く音出し。ボーカルにむちゃむちゃリバーブをかけるので、思いっきりドライにしてもらった。リハをやっといて良かった。本番は、お色直しの後。妹は緊張しまくっていた。ちなみに、ワタクシは緊張しないように思われているが、緊張する方だ。
できはまずまず。楽しく演奏できた。酔っぱらいに手拍子されるとやばいかも、と思っていたが、やはり手拍子が来た。でも、思ったほどではなく、演奏に支障はなかった。
なんか、妹はみんなにほめられまくっていた。ま、正直、歌はうまいよ。ま、そうだけどさ。ちったあギターもほめろって。
ということで、機会があったらまたやりたい。
なお、ラウンジでドンペリ(白)は1杯3,900えんだ。
楽器のコーナー
韓国製のフルアコ 意外といけてる。
ローランド CUBE40