これを聞こうA-Z

第27回:X = XTC

 今回はゲスト選者、Iさんにおねがいしました。では、よろしくお願いします。

Black Sea / XTC 
(ブラック・シー / XTC 80年)

メンバー:
 アンディ・パートリッジ(vo,g), コリン・ムールディング(vo,b), デイブ・グレゴリー(g,key), テリー・チェンバース(ds)

収録曲:
 Respectable Street / General And Majors / Living Through Another Cuba / Love At First Sight / Rocket From A Bottle / No Language In Our Lungs / Smokeless Zone / Don't Lose Your Temper / The Somnambulist / Towers Of London / Paper & Iron (Notes & Coins) / Burning With Optimism's Flames / Sgt. Rock (Is Going To Help Me) / Travels In Nihilon

 では、「みんなで聴こう、XTC」です。

 XTCは、イギリスはスインドンの出身です。スインドンといえば、HUM(Honda of the UK Manufacturing)がありますね。おぉ〜、こんなところでHondaとのつながりが。世間は狭い。

 さてさて、基本的に、POPなギターバンドです。POPですが、少し変です。変なコードやフレーズがぽんぽん出てきます。大学に入りたての頃に、友人に薦められて聞いたのがはじまりで、以来ず〜っと聴いてます。当時やってたバンドで、さんざんパクリ参考にしました。

 「White Music」と「Go 2」は、アンディ、コリン、テリーと、Kbのバリー・アンドリュースの4人でした。が、アンディーとバリーが意見が合わなくて、バリーが脱退。代わりに、なんでもこなす器用なデイブを迎えたのでした。

 で、私のお勧めは、この第2期から「Black Sea」。4枚目です。XTCでは、一番聴いたかもしれない。LIVEで演奏することを意識したような音作り。これは、かっこいいですぞ!

この後「English Settlement」を出したあたりで、アンディが「もうLIVEはやんない」なんて言い出して、LIVEが大好きだったテリーが抜けちゃいました。以来、Drはその都度ゲストを迎えアルバムを出していくのでした。

 レコード会社(Virgin)とのトラブルで、「Nonsuch」以降10年近くアルバムを出してませんでしたが、最近またがんばってるみたい。でも、デイブも抜けてとうとうアンディとコリンの二人になっちゃった。

 みんなで聴きましょう。

 はっはっはっ、大好きなバンドだと力が入っちゃうなぁ。(以上Iさん記)

Discography
 1978 White Music
 1978 Go 2
 1979 Drums and Wires
 1980 Black Sea 
 1982 English Settlement
 1983 Mummer
 1984 The Big Express
 1986 Skylarking
 1989 Oranges and Lemons
 1990 Rag & Bone Buffet
 1992 Nonsuch
 1999 Apple Venus vol. 1
 2000 Wasp Star

 どうもありがとうございました。m(__)m (勝戸)

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Last Update : 2004/09/27