この人

第9回: 小山太郎 / Taro Koyama

 小山太郎さんは、私の師匠だ。
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 栃木県佐野市生まれ。しかしながら、佐野ラーメンはあまり好きでないらしい。

 猪俣猛氏に師事。84年、高校卒業後に上京し、プロとしての活動を始める。

 99年に修行のため渡米。04年に帰国。その後の活躍は、スイングジャーナル人気投票、ドラム部門4位(08〜10年)という評価にも表れている。

 03年にみやけじゅん氏のツアーで一時帰国。その時に話をする機会を得た。来年くらいに帰国するので、その後は個人レッスンをやるから、連絡をくれということだった。そして帰国後に、佐野でレッスンを受けるようになった。プロフィールに「小山太郎氏に師事」と書いてもいいとの許可をいただいている。

 日本を代表するジャズドラマーだ。センス、テクニック、独創性、どれをとっても素晴らしい。

 少しでも近づきたいものです。

Discography

solo
2013 Beat the Blues
2005 DRUMGENIC 
1999 Light and Shade

side man
2011 Stretch Over / 小島伸子 
2011 奥田弦 / 奥田弦 
2011 フルノーツ・フォー・キッズ / 古野光昭フルノーツ 
2011 Something Jazzy II / 布施明 
2010 Big Band Sound 〜甦るビッグバンドステージ〜 / 角田健一BIG BAND
2010 Big Band Stage 〜甦るビッグバンドサウンド〜 / 角田健一BIG BAND
2010 The Power of Fate / KAZUKO BABA
2010 シュレーディンガーの猫 / 廣池英子
2008 Top Sales(Original Sound Truck) / 栗山和樹
2008 もうひとつの武満徹 / 角田健一Big Band
2008 Plays Standard / 向井滋春
2008 M&I J-Jazz Collection (オムニバス)
2007 マブイの歌 / 安冨祖貴子
2006 MOMENTUM / アキコ・グレース
2006 BIGBAND STAGE / 角田健一ビッグバンド&MALTA
2006 My Will / 安井さち子
2005 Focus Lights / 赤松敏弘
2005 Jumping Big/ 角田健一BIG BAND
2005 The Different Shades of Gray / ヒロ野口
2005 Back To The Groove / 井上陽介
2005 Touch of Fortune / 安井さち子
2003 Home Sweet Home 〜 望郷 / TRIO J-YORKERS
2003 Blue Canary /Mitsuko with J - Yorkers
2003 For JG ジャズジャイアンツに捧ぐ / 角田健一BIG BAND
2003 JUN ! / みやけじゅんカルテット
2002 Ai / 馬場和子トリオ
1999 Passion / 鈴木和郎
1998 4人のグランパに100年のトリビュート/ 加藤アオイ
1997 One by One / 水橋孝
1997 Regalo / 山口真文
1997 Live 81 /大原保人
1996 枯葉 / 大原保人
1993 サンタクロースの日曜日 / 神崎ひさあき
1992 TETE / エリオ・セルソ
1992 Contemporary Standard (オムニバス)
1986 My Romance / 横田明紀男 with Peace
1986 Misty / 横田明紀男
1985 Butterfly / 小夜子
1984 Laidback Mind / 西直樹トリオ

drum set
SONOR
 S-Classix SC1816BD 18x16 Bass Drum
  SC1209TT 12x9 / SC1310TT 13x10 Tom
  SC1414FT 14x14 Floor tom

 現在使っている、S-Classix のセット。すでに生産が中止され、ProLite にとって変わられた。。
 材質は、スカンジナビアン・バーチで、外装はエボニー。
 ヘッドはオーソドックスにレモのコーテッドだ。









SONOR
 Signature HLG-22 22x18 Bass Drum
 Phonic G-318 18x14 Bass Drum
  T-722 12x8 / T-723 13x9 Tom / T-734 14x14 Floor Tom

 以前使っていたセット。キックはシグネチャーの22かフォニックの18。22インチのキックって、国内ジャズではほとんどいない。
 また、タムやキックのヘッドはレモのCSだ。エルビン・ジョーンズ、トニー・ウィリアムスが使っていたのだが、現代のジャズドラマーで使うヒトは少ない。
 80年代の製品だが、当時新品で手に入れたとのこと。





SONOR
 Signature HLG-22 22x18 Bass Drum
  HLT-10 10x10 / HLT-12 12x12 / HLT-14 14x14 Tom

 フュージョンっぽい音楽をやるときのセット。オールタムのシグネチャーだ。
 これまた80年代のもので、新品で購入。












snare drum
A.D.M. stave eucaly (Jarrah) snare 14x6.5
 現在のメインスネア。10年くらい前に、ニューヨークで購入。
 オーストラリア製のステーブ胴。なお、Jarrahはユーカリの一種で、Bradyが使っていることで有名だ。
 フープはグレッチのダイキャスト。
 ヘッドはレモのビンテージコーテッド。
 スナッピーはピュアサウンドの黒いもの。初めて見た。

SONOR Signature HLD-593 solid bronze 14x4
 以前のメインスネア。ソナーはシグネチャーのブロンズ。
 長い間、スピッツ崎山氏に貸し出していた。

cymbals
Zildjian
 K Light Flat Ride 20
 K Constantinople Renaissance Ride 22
 K Constantinople Crash Ride 19
 K Constantinople Hi-Hat 14

 K Dark Ride 22 (ビッグバンド用)
 K Dark Crash 18
 K Custom Hybrid Crash 16,18
 K HiHat top / ZHT HiHat bottom 14

 12年にジルジャンに移籍。
 メインのライドはライトのフラット。パイステ602っぽくっていいそうだ。
 ハイハットは、モデルチェンジ後のコンスタを使うことが多いが、ボトムに、なんとZHTという廉価のシートシンバルを使うことがある。

2012年以前に使っていたシンバル
istanbul
 Mehmet Flat Ride 20
 Mehmet Mikael Z Tribute 22
 Mehmet Nostalgia Ride 22
 Agop Mini Cup Jazz Ride 22
 Mehmet EFES Crash Thin 18
 Hi-hat Heavy (top) / Medium (bottom) 14
Zildjian
 A Swish 20
Paiste
 Accent Cymbal 4,6,8
 12年以前は、イスタンブールのエンドーサーだった。比較的メメットの方が好きだそうな。メインのライドはフラットライド。国内のジャズドラマーで、フラットライドを使うヒトは、ほとんどいない。
 ハイハットがまた厚い。通常は薄い方をトップに持ってくるのがセオリーなので、ヘビーをトップに使ってるヒトはまずいないだろう。なお、ハイハットは Agop/Mehmet 分裂前のもの。

stick
Vater Taro Koyama Signature (非売品 5Aに近く14.5x400くらい)
 みんなでコマキ楽器に訴えて、市販させよう。

brushes
REGAL 583R
 定番ですね。

car
Alfa Romeo 156 Speed Wagon
 クルマ大好き。

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Last Update : 2009/09/24