ライブ

12/12/8 大坂昌彦 4 at 宇都宮 英国屋

日程:
 2012年12月8日(土)
場所:
 宇都宮 英国屋 2Fスタジオ 028-622-8598
メンバー:
 大坂昌彦(ds), 山田拓児(as, ss, bcl), 片倉真由子(p), 島田剛(b)

 会場は、英国屋というアンティーク・ショップの社長が、店の2階に作った小さいホールだ。グランド・ピアノ、簡易PAなどがあり、ちょっとしたライブができる。

 今回も、大坂さんの左1mの特別席を確保してもらった。

 例によって、クチコミでしか宣伝されていないようで、ワタクシも直接電話で連絡をもらった。例によって(しつこい)、オーディエンスの平均年齢は50才を越えていると思われる。

 メンバーは、いつもの大坂さんリーダーバンドからは、ピアノが替わっている。オーナーのリクエストだとか。また、テナーが不在だ。

 オープニングは、時節柄の「Winter Wonderland」。選曲は、あまりポピュラーでないスタンダードが中心だ。バスクラをフィーチャーした、落ち着いた曲が多い。

 一言で言うと「気持ちいい」だ。すべての楽器の音が、うまいことコントロールされている。リズム体のまとまりがいい。「Bye Bye Black Bird」のアルトからピアノのソロで、4〜5コーラスくらいフィルインが全く無しで、クローズリムショットのパターンだけという部分があったのだが、これが気持ちいい。このぐいぐいくるカンジが、なんとも言えない。全体に、音の位置関係がうまい配置になっていて、こうなんというか、くっきりと全体が見渡せる、というようなイメージだ。

 いい演奏だった。曲調もいろいろで、アプローチも参考になった。

 練習しなきゃ。

Set List
1st
 Winter Wonderland
 Seiren
 Duke Ellington's Sound of Love
 Ugly Beauty
 Like This
2nd
 The Rainy Season
 I'm an Old Cowhand
 Here's that Rainy Day
 The Christmas Song
 Scrapple from the Apple
encore
 Bye Bye Black Bird

楽器のコーナー

Gretsch (Stopsign Badge 70's) 18BD, 12TT, 14FT
 社長所有の、グレッチ70年代のセット。
Gretsch 14x6.5
 社長のかな。新しめのUSグレッチ。
Zildjian K Constantinople Renaissance Ride 22, Constantinople Light Ride 20(シズル2本), istanbul K 14 HiHat
 ルネッサンスが意外。
 ハイハットはオールドK。スタンプは「Newer New」なので、ワタクシのと同じ70年代。
 左手のグリップは、ほとんどがマッチド。一部4ビートの曲でレギュラー。
 デビッド・サンボーンがクリニックで、「ヒトの音を聴け」と繰り返していたそうだ。バックが同じメンバーでも、サンボーンが吹くのと学生が吹くのとでは、サンボーンの方がバックの音がよく聴こえるそうな。なるほどねえ。

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Last Update : 2012/12/08