やってきたのは01年3月だ。
名称は「Citroen 2CV6 special」だ。名前の呼び方が難しい。通常は「どぅしぼ」と本国式で呼んでいるが、それでは他人に通じないことがほとんどだ。「つーしーぶい」の方が通りがよく、それも「しとろえんつーしーぶい」と言わないと理解されないことが多い。しかし、2CVを知らないヒトには当然わからない。「シトロエンの古い丸っこいヤツ」といった表現になっている。(--;)
「2CV6」の「6」は602ccを表し「2CV4」(435cc)と区別される。タイプは90年製のスペシアルだ。2CVは本国フランスでは88年に生産が終了され、その後は90年までポルトガルで作られていた。よって最終型のポルトガル製だ。色はアイボリー。現存する2CVは、ツートーンに塗られている「チャールストン」というグレードが多い。宇都宮でアイボリーの2CVが走っていたら、私である確率が高い。
その3年前に2CVを買おうと思ったことがある。しかーし、そのときはなぜかMGミジェットにしてしまっていた。ところが、ひょんなことから我が家にやってきた。3年越しの恋が実ったようだ。
'90 CITROEN 2CV6 special(スペシアル)
サイズ: 3830x1480x1600mm
ホイールベース: 2400mm
車両重量: 590kg
エンジン: 空冷水平対向2気筒OHV 602cc 74 x 70mm 圧縮比 8.5
出力:29ps 最大トルク:4.0kgm
サスペンション: FR リーディングアーム / RR トレーリングアーム
ブレーキ: FR インボード・ディスク / RR ドラム
タイヤ: 125-15 ミシュランX
ついでに、02年の年賀状に使った画像をお見せする。なお、ステアリング・ホイール(ハンドルね)はチャールストンのものに交換されている。しかし、この年賀状を見て、車についてのコメントがあったのはたったの2人だ。