その他

2CVニノロウ 〜初期整備

 最初の2週間で以下を行った。

1)室内清掃
2)ドア、ロック、ペダル、シートレールなどのグリスアップ。
3)幌の穴ふさぎ (--;)
4)リアシートベルト撤去
5)スペアタイヤリッド作成
6)カーペット作成

 3)の幌の穴には、MGミジェットの幌の切れ端を使用してパッチを貼った。5)は加工の簡単なお風呂マットで作成した。6)のカーペットはホームセンターで2畳敷きのものを購入して切っただけだ。

7)エンジンルームスチーム清掃
8)エアクリーナ清掃
9)キャブを調整(ちょっとかぶりぎみなので、やや薄目に)
10)接点復活材投入
11)バッテリー液補充
12)レギュレータ調整
13)スタータ洗浄、モリブデン投入
14)ポイント点検

 8)のエアクリーナーは湿式だ。最近はオフロードバイクでも乾式なのに。10)だが、外せるカプラーにはすべて投入した。12)のレギュレーターは、これも旧態依然のポイント式で、定期点検が必要だ。若干高めになっており、テスターで14Vに調整した。13)のスターターは当初から不調で、一度は家から500mのところでエンジンがかからなくなり、ひとりで押して帰ってきた。ハンマーでひっぱたくという対処方を発見したが、かっこわるすぎだ。軽くばらしてCRCで洗浄し、モリブデンスプレーをぶちこんでおいた。14)だが、こいつには永井のセミトラ(画像)がついており、タイミングライトを持っているわけもないので、クリアランスの調性だけにとどめた。カプラーの差し替えでポイント式にも戻すことができるので、ユニットがパンクしても大丈夫だ。

 非常にシンプルで、構造がわかりやすい。しかし、電気関係はいかにも古い。燃料ポンプも電磁ではなく機械式だ。

 ここで「次に壊れるのは燃料ポンプである」という予言をするが、現在も動いている。

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Last Update : 2003/07/28