活動

披露宴 de ドラムソロ 第3回 at ホテル東日本

日程:
 02年12月22日(日)
場所:
 ホテル東日本宇都宮 日光の間
演目:
 Samba de Tento-Mushi

 私が出会いのきっかけを作ったカップルが、めでたく結婚することになった。スピーチをということだったが、じゃドラムを叩くよ、ということになった。しかしながら、ハナシはそうは簡単に進まない。会場からドラムは音が大きいため基本的にNGだという回答が来たのである。春にも後輩の披露宴で叩くというハナシがあったのだが、それも会場から拒否されている。あらま、それは残念。ところが、新郎は粘るのである。バスドラムがナシならOKということになったが、それでソロを取るのは非常に困難だ。丁重にご辞退申し上げたのだが、なんとかしてくださいよーとのこと。うーん。パーカッションソロねー。うーん。あ、DTXTREMEがあるぢゃん。電子ドラムのキックは大丈夫か聞いてもらったらOKとの返事が来た。よって、ヒップギグとDTXTREMEのキックというハイブリッドセットとなった。

 曲は「Samba de Tento-Mushi」だ。前回使ったヤツのメロをスチールドラムにし、ピアノを一部直し、中ソロを改良した。電子ドラムを使うということで、電気関係が複雑になる。現有の特注ヘッドホンアンプは2Wの出力を誇るが、かなり大きい。小型なオーディオテクニカのヘッドホンアンプを発注したが間に合わなかった。そこで、軽量化とトラブル回避のためにヘッドホンアンプをやめ、MDのヘッドホン出力をモニターとすることにした。家庭内のDTXTREMEでのチェックでは、この音量ならまずいけるだろうと思った。この判断が後に仇となるのである。

 結婚式に出席し、披露宴の会場には開宴1時間前に到着した。しかし、前の宴会が押したため、セッティングはもうちょっと待ってくれという。ソファーで待っていれば呼びに来るということだが、なかなか来ない。しかたないので、40分前に申し出てセッティングを開始する。忘れられていたのだろう。

 セッティングにはいるが、結構手間取る。組み上がったのが開宴の20分前で、ただでさえあせっているのに、会場係がよこしたラインは音が出ない。事前にチェックしとけよ。準備が整うと、もう客の入場を始めるというではないか。2分だけ待ってもらって、サウンドチェックをするのだが、モニターがうすい。ヒップギグの音量が予想以上にでかいのだ。

 モニターは、モノラルのイアホンを左耳だけ使うというスタイルである。客の入場が始まった。どうしようかな。予備のイアホンでDTXTREMEのヘッドホンアウトからモニターをとり、右耳に突っ込む。モニターだけチェックするが、これでも厳しそうだ。音が出せれば、多少セッティグを変えることも出来るのだが、それも不可能である。これで本番に臨まざるを得ない。

 プログラムが進む。余興の一番手として紹介を受けた。

 演奏の構成は以下である。

 オープニングソロ→(オケスタート)→1コーラス→中ソロ→半コーラス→エンディング

 オープニングソロから、オケをスタートさせる。やはりモニターがうすい。オケの音が出ている部分はなんとかなるが、中ソロのモニターはじぇんじぇんだめ。後半はなんとか無難にまとめたが、中ソロは思いっきり外すのであった。

 ということで、かなりダメダメな演奏であった。しかしながら、おめでたい席であることから、みんなからよかったと言われる。それがかえってつらい。

 次回、リベンジは来年2月のフェアシティーである。

教訓
 モニターは大きすぎるくらいでよい
 セッティングは余裕を持って

セット
 YAMAHA DTXTREME キックユニット+音源
 YAMAHA HIP-GIG   10,13タム、12スネア
 Zildjian Cymbals    16 Aミディアムシンクラッシュ、20 Kカスタムライド、6 Aカスタムスプラッシュ
                13 Kハイハット(トップ)、13 Zダイノビートハイハット(ボトム)
 Sabian Cymbals     12 AAXスプラッシュ、8 AAXスプラッシュ
 TAMA           カウベル(M)
 DW             5002 ツインペダル
 SONY           MDプレーヤー

 荷物はこのようにコンパクト。台車は自前。マイダイシャ。

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Last Update : 2003/11/05