ドラム

SONOR Phonic Beech / Rosewood 20BD Kit

 80年代のものと思われるフォニックだ。ソナーの歴史はこちらを参照。

 フォニックのシェルは、ソナー伝統のビーチ。現在は、スネアのみ販売されている。 ワタクシも、80年代のものを持っている。このスネア、以前は日本だけの限定だった。日本では、クラシック(オケ)で人気があるらしいね。

 その昔のドラマガのソナー特集に、メーカーのコメントがあった。ビーチのドラムはいいと今でも思ってるけど、需要が無いからセットは出さないんだって。現在は、SQ2シリーズで選べるようになっている。確かに、最近は使っているメーカーがほとんど無い。ヤマハのビーチ・カスタムも生産完了になってしまった。以前は神保彰さんが使っていたけど、当然のようにスイッチしてしまった。

 胴は、スペックによると9mmなんだけど、実測は11mmくらいある。いずれにせよ厚いシェルだ。外装はローズウッドだ。

 内蔵のミュート類は、付いていたが外してある。最近、内蔵ミュートを使っているヒトは少ないだろう。キックにはなんじゃこりゃな機構をもつ、ソナー独自のミュートが付いていた。

 いつものように、バラシ、パーツ洗浄、コーティング、グリスアップ。ミュートはエバンスの枕型マッフリング・システムを使った。はいできあがり。

 しかしながら、18BDのセットを入手したので手放した。

SONOR Phonic Rosewood(ソナー フォニック)
 シェル: ビーチ 9プライ 9mm
 カラー: ローズウッド
 フープ: スチール・プレス トリプルフランジ 1.6mm
 サイズ:
  キック   20×14
  タム    12×8, 13x9
  フロアタム 14×14
 ヘッド:
  タム    レモ・コーテッド・アンバサダー / クリア・アンバサダー
  キック   レモ・コーテッド・アンバサダー / エボニー
 年式:    70〜80年代

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Last Update : 2003/12/22