現行ソナーの中級機はアセント(ASCENT)だが、その前のモデルがこのS-Classixだ。07年から12年まで販売されていた。ソナーの歴史はこちらを参照。材質は、ASCENTがヨーロピアン・ビーチ、S-Classix はバーチで、そのまた前の S Class Pro はメイプルだった。ころころ材質が変わっている。
S-Classixは中級機とは言え、価格は国産の上級並みだ。このスネアも、定価はおおむね7まんえんと、お安くない。さらに、ダイキャスト・フープ仕様は2まん5せんえんも高い。
材質がバーチで5mmの薄胴なので、ライト(LITE)に近い仕様だ。パーツは中国製で胴はドイツ製らしい。初期のラグは真ん中1本締めだったが、こいつは後期で2本締めになっている。なんとなく、初期のパーツはドイツ製で後期が中国製のような気がする。
ホントは初期型のエボニー外装が良かったんだけどね。
はい。来ました。ぴっかぴかの新品同様だ。ノーメンテで、そのまま使うことにする。では、叩いてみましょう。
あー。結構いいな。スペックもライトに近いもんね。フープがやや軽いせいかオープン。いいカンジだ。
安く手に入れられるなら、オススメです。
SONOR S-Classix Snare SC10-1405SDW
(ソナー エス・クラシックス ビーチ)
シェル: バーチ 5mm 9プライ
カラー: グレインド・メイプル(GM)
サイズ: 14×5
ラグ: チューン・セーフ内蔵
フープ: スチール・プレス 2.3mm / 10テンション
スイッチ: 片側調整
スナッピー: ソナー スチール 24本
ヘッド: レモ コーテッド・アンバサダー / スネアサイド
年式: 2010年
グレインド・メイプル