D-505はずっと欲しいなと思っていたスネアだ。というのも、青山純が使っていると、大昔のドラマガの愛機紹介コーナーに載っていたから。(--;) 深さが6.5インチのD-506ならたまに見かけることがあり、こちらは一度は買ってみたのだが、暴れまくるので手放してしまった。しかし、青山純みたいな音にはしないのにね。
D-500とは深さが3/4インチ違うだけ。D-515とはシェルが違うだけ。
ソナーの古いスネアについては、こちらを参照ください。
さて、例によってばらしだ。増し締め、防錆、グリスアップ。ヘッドは定番のレモ・コーテッド・アンバサダー(注)で、ボトムもレモ。ラグにはスナップ・ロック "Snap lock" というクリップが付いていて、ボルトが緩みづらい仕様になっている。おかげでトルクが大きく、ヘッドの交換はめんどくさい。スナッピーはオリジナルのままにした。はい完成。
では叩いてみましょう。おお。いい。まとまってる。パワーもそこそこ。スナッピーの反応も好み。いいカンジだ。長く付き合えそうな気がする。
SONOR Phonic Snare D-505
(ソナー フォニック スネア)
サイズ: 14×5.75
シェル: スチール 0.8mm(シームレス・フェローマンガン・スチール)
カラー: クロムメッキ
フープ: スチール・プレス 10テンション
スイッチ: 片側調整 スローオフ
スナッピー: ソナー オリジナル 24本 内面当たり
ヘッド: 打面 レモ コーテッド・アンバサダー(JP)
裏面 レモ スネアサイド
年式: 80年代
(注)レモ・コーテッド・アンバサダー
全世界仕様と日本仕様で違うんだって。全世界仕様は「クリアー・アンバサダー」にコーティングしたモノなんだけど、日本仕様はベースが「スムースホワイト・アンバサダー」なんだって。誰がこうしたんだろう。で、イシバシには両方あって、悩んだけど日本人なのでJP(日本仕様)にしてみた。(イミ不明)
調整が付いてる。