ライブ

04/4/30 シンクロナイズド DNA at 恵比寿 ガーデンホール

日程:
 2004年4月30日(金)
場所:
 恵比寿 ガーデンホール
メンバー:
 神保彰(ds), 則竹裕之(ds)

 ヤマハのイベント「ドラム放題」の一環として行われたライブだ。前回は01年の楽器フェアの時に、デイブ・ウェックルを迎えて行われた。(こちらを参照)

 「ドラム放題」の開場が3時、整理券配布が3時半で、ライブは7時から。前回のように早くいって並ぼうかとも思ったが、朝起きた時点で気力がわかず、ま、見られりゃいいやという方針に転換。会場に着いたのは5時過ぎだった。すでに整理券番号は250番台。5時45分から整理券番号順に並んだのだが、その列には加わらずにドラムを試奏していた。

 6時40分頃に入場。席にはまだ空きがある。則竹さん側を選んで座った。客は当然ながらドラムキッズ(?)が多く、6割くらいかな。あとは連れと神保・則竹ファンか。

 このSynchronized DNA というユニットは、昨年行われたカシオペアとスクエアのジョイントツアーで、神保さんと則竹さんのデュオコーナーがあり、その相性が良かったということで企画されたということだ。内容は神保さんのワンマンオーケストラに則竹さんが加わったというスタイルだ。基本は神保さんのDTXによるオケに2人のドラムがのる。

 オープニングは「Synchronized DNA NO.1」〜「NO.3」だった。ワンマンオーケストラの時にはNO.1, NO.2, NO.4ということだったが、今回は神保さん曰く「その1、その2、その3」だそうで、リナンバーされたようだ。3曲目の「その3」では、カシオペアのアルバム「4x4」収録の「ミッド・マンハッタン」で神保さんとハービー・メイスンが叩いたユニゾンがフィーチャーされていた。

 神保さんは相変わらずだが、2人でやるのに慣れないのか、パッドの切り替えや叩きそこねのミスが多い。則竹さんはいかにも則竹な3つ割りフレーズで応酬する。

 「デンマークの森」は則竹さん作だ。これとSynchronized Duo NO.1、NO.2はDTXを使わない曲で、2人のコンビネーションフレーズと、コール&レスポンス形式のソロからなっている。ソロの応酬で神保さんがリズムを見失う場面もあった。

 やっぱりドラマー以外にはつらいな。Synchronized Duo NO.1、NO.2、デンマークの森はフツーのヒトが聞いたら違いがわからないよな。

Set List
 Synchronized DNA NO.1
 Synchronized DNA NO.2
 Synchronized DNA NO.3
 Teen Town
 Synchronized Duo NO.1
 Bridge Over Troubled Water
  Dogs Demo
  Voices Demo (Asta la Vista)
 デンマークの森
 Synchronized DNA NO.4
 Sunshine of Your Love
encore
 Synchronized Duo NO.2

楽器のコーナー

神保:
YAMAHA BEECH CUSTOM ABSOLUTE(ビーチ:ブナ)
 従来のアブソリュート・ラグ仕様。色はスパークル・ホワイト。22BD,8,10,12,14,16TT。スネアはもちろん神保モデル。

則竹:
YAMAHA BIRCH CUSTOM ABSOLUTE(バーチ:カバ)
 ヌーヴォー・ラグ仕様。色はブラック・ラッカー。スネアはジョン・ロビンソン・シグネーチャーの14インチの方。もちろんヤマハね。

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Last Update : 2004/05/02