日程:
08年5月21日(水)
場所:
新宿 ピットイン
メンバー:
辛島文雄(p), 川村竜(b), 高橋信之介(ds) ゲスト:池田篤(as,ts), 岡崎正典(ts,ss)
高橋信之介を初めて聞いたのは、宮之上貴昭の教則ビデオだ。キレのいいレガートと気持ちのいいパルスに、あっという間に魅入られてしまった。入手可能な音源を探して買ったのだが、けっこう少ないのね。。。生で見たいが、NY在住なのでなかなか日本では見られない。そうこうするうちに、小曽根真のビッグバンドのメンバーになったのだが、ビッグバンド故、会場がブルーノート故、行ってなかった。今回たまたまタイミングが合い、見ることができてラッキーだ。
1stはチック・コリアのデビューアルバムに入っている「エルザ」でスタート。結構早め。ドラムはフォームが硬い。ビデオの頃とずいぶん違う。その見た目とはうらはらな、しなやかなリズム。思ったよりでかいが、いい音だ。かっこいいー。テナーは岡崎好朗さんの弟さんなんだね。元気のいい演奏だ。で、渋いアルト。柔らかいベース。もちろんピアノもかっこいい。素晴らしい。こうなると、帰れない。
リズム体がいい。ベースが柔らかく感じられる。そこに、切れるドラムがからんでいて、気持ちいい。
スタンダードがメインの選曲だ。2ndはピアノソロから。ムーン・リバー、枯葉、イエスタディ、ユード・ビー・ソー〜とメドレーで演奏された。最近、ピアノソロのアルバムを出したということだ。そしてモードの速い曲。池田さんのテナーは昔のマイケル・ブレッカーみたい。アンコールもピアノソロで「ラウンド・ミッドナイト」だ。
このトリオで全国ツアーなのだそうだが、トリオでもう1回見たいなー。と日程をチェックするが、絶望的。(--;)
ピットインって、昔は7:30スタートだったんだけど、今は8時。昔は2ndのアンコール前くらいに店を出れば、最終の新幹線に間に合った。しかし、今は全然ムリ。各駅停車で帰ると、宇都宮着は午前1時過ぎなのだった。
楽器のコーナー
SONOR Phonic 16BD(FT), 12TT, 14FT
フォニックの16x16フロアタムを、キックに使っている。打面のフープはウッドにしてあり、そこにジブラルタルのライザーを付けて、高さをかせいでいる。
このころのソナーは、フロアタムのレッグブラケットと、キックのレッグブラケットが同一。よって、キックのレッグがそのままフロアに付く。これって自分も考えていたんだけど、フォニックの16FTが入手できなくて、こいつを作ったんだよね。
タムのマウントは、ヤマハの12用スネアスタンドを使用。
SONOR Phonic D505
ワタクシも所有。
シンバルは不明。14ハイハット、18&20ライドくらいかな。オールドっぽい。20ライドはエッジが欠けており、シズルが2本。カノウプスのシンバルスタンド。
スティックはかなり長く持つ。右も左も。ブログで左はマッチドにするってあったけど、今回はほとんどレギュラーだった。
見た目の動きは硬いんだよなー。
フェザリングは、入れるときはけっこうはっきり入れる。入れないとき入れない。
クローズリムショットは、クローズでほとんどオープンにしない。
ブラシの左は、かなり押しつける。
レガートのスイング度は、かなり好み。
いやいや、かっこいいわ。