日程:
06年10月19日(土)
場所:
栃木総合文化センター
メンバー:
スガシカオ(vo,g)
"The Family Sugar" as 間宮工(g), 松原秀樹(b), 森俊之(key), 沼澤尚(ds), 大滝裕子(cho), 斎藤久美(cho)
「Suga Shikao 10th Anniversary Shikao & The Family Sugar TOUR '06
"PARADE ON"」(長い)と銘打たれたツアーだ。
宇都宮は03年、05年に続いてツアー初日だ。なんでかね。前日にゲネプロをやるらしいのだが、会場費が安いのかな。
東京国際フォーラムのチケットが入手困難ということで都内から遠征してきた友人に、連れられてきてしまった。会場は例によって女性ばっかりなのだが、前回よりさらに男性は減ったと思う。男女比は1:9くらいか。
前半は新譜「PARADE ON」から、後半は旧曲という相変わらずの選曲だ。「PARADE ON」は、なんか金太郎飴になりつつある。昔の曲との判別がだんだん困難になってきている。
歌はうまい。全体に、いわゆるソウルさが薄いのがいい。ジャパニーズ・ソウルのソウルっぽいやつは苦手なんだよね。演奏もうまい。旧曲のリアレンジもいい。キーボードが薄めで、スッキリしていて好感が持てる。コーラスもうまいし、もちろんリズム体は鉄壁だ。ライティングも良かった。しかし、アンコールはライティングがイマイチ。ま、確かに予定調和なのはしらけるかも知れないが、ちゃんとふっちゃってもいいんじゃないかと思う。
途中「2006年イケてないヤツ」コーナーがあった。「イケてないヤツは?」の問いかけに元気よく手を挙げる自分が悲しい。このコーナーの楽曲は「ぼくたちの日々」「ホームにて」「7月7日」であった・・・。
コーラスであるアマゾンズ(-1)の曲が披露され、後半のまくりへ。大いに盛り上がり、アンコールは4曲もあった。
後半は盛り上がれて楽しかった。しかし、大滝裕子は若いなー。なんと43歳の元アイドル。ぼーい・ぼーや・ぼーい。
Set List
19才
秘密結社
サナギ
真夏の夜のユメ
斜陽
夏陰
ぼくたちの日々
ホームにて
7月7日
Life…/AMAZONS
38分15秒
あまい果実
ミートソース
Rush
タイムマシーン
奇跡
Hop Step Dive
ストーリー
午後のパレード
encore1
アオゾラペダル
アシンメトリー
SWEET BABY
encore2
このところちょっと
楽器のコーナー
スガシカオ(vo,g)
テイラーのアコギ こちらを参照
モーリスかな 黒のアコギ
フェンダー・ストラトキャスター 白系でペイントがしてあった。
アンプは、フェンダー・ホット・ロッド・デラックス。軽量化を図ったか。
間宮工(g)
ギブソン・レスポール・スタンダード ゴールドトップ
フェンダー・テレキャスター・カスタム 黒
マーシャル、VOX AC-30、謎のヘッド
地味と言えば地味。サポートに徹している。
松原秀樹(b)
フェンダー・ジャズベース 白
アンプはヘッド・キャビともアッシュダウン
地味と言えば地味。サポートに徹している。
森俊之(key)
正面下から:ウーリッツア200、コルグ・CX-3
向かって左の下から:ローズ・スーツケースピアノ、ローランドのシンセ、ホーナー・クラビネットD6
向かって右:クラヴィア・ノード・ステージ
クラビの頻度が相変わらず高い。ソロも取っていた。
沼澤尚(ds)
パール・マスターズ・レトロスペック(MSX)22BD,12TT,14,16FT レッドオニックス
音はかなりばさばさ。好みではないな。
スネアは不明。途中で交換していた。サイドにサブスネアあり。ほとんど使ってなかったけど。
シンバルはセイビアンとパールのWILDのはず。クラッシュ4枚にライドが1枚。
今回は、結構よく見えるポジションだった。スティック・ワーク、体の使い方、などなど、目指す方向ではないな。
松雪泰子、いいなー。